院長ブログ

DOCTOR’s BLOG

2019/09/08 目の基礎知識 どれくらいの視力があれば生活できるの?

 生活に必要な目の能力には、視力、視野(ものが見える範囲)、コントラスト感度(色の濃淡を見分ける能力)などがあります。

 今回は、視野にさほど問題がない方が、どれくらいの視力があれば生活できるかをまとめてみました。視力には通常5~3mの距離で測定する遠方視力と、手元30cmくらいの距離での近方視力があり、遠方視力と近方視力は違います。片目の視力(良いほうの目)でできることをあげてみたいと思います。

 まず0.1あれば、歩行、食事、トイレ、入浴などの基本的な生活ができます。0.3あれば人の顔をだいたい見分けることができます。0.5あれば、読書、テレビの字幕、黒板がだいたい見えます。0.7あれば運転免許がとれます。ぼやけのない生活には1.0以上が必要です。1.0以上の視力についてはさほど問題ではなく.2.0見えるから目がとても良いということでは必ずしもありません。

 眼科では視力の数字を参考にしながら、白内障の手術、黄斑の病気の治療、メガネやコンタクト処方などの治療を考えています。