院長ブログ

DOCTOR’s BLOG

2021/04/28 まぶたの病気 ものもらい(めいぼ)の治療法は種類によって違う?

   

  

  今回は、ものもらいが治らないことについて、治療の点から説明します。

 前回はものもらいには3種類あって、種類により治療期間が違うことを説明しましたが、今回は種類によって治療法と治療経過も違うことを説明します。

ばい菌がたまる麦粒腫の場合は、まず症状が軽ければ抗菌の目薬や軟膏で治ります。それでも治らない場合や炎症や痛みが強い場合は飲み薬を処方します。それでも治らなければ、自然に破れるか、切開してうみを出せばほとんどの方は治ります。

 それに対して脂肪のかたまりができる霰粒腫は、まず症状が軽ければ炎症をおさえる目薬や軟膏を処方し、痛みがなければまぶたを温めてもらいます。切開に踏み切るのは、1,自然に治る可能性が低い場合、2,まぶたにきずあとを残す恐れがある場合、3,乱視などで視力が下がった場合です。具体的には、数か月から数年の間に治らなかったり、皮膚の色が変わってきたり、しこりが1cm以上になった場合です。

 麦粒腫の場合は簡単に皮膚を切開し、うみが外に出るようにすれば治ります。それに対して、霰粒腫はきちんと麻酔をして中身をすべて取り出さないと治りません。ですので、切開しても治らないのは、そのほとんどが霰粒腫の場合で、中身が2つ以上に分かれていて、すべての中身を取り出せてなかったということが多いと思われます。

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