院長ブログ

DOCTOR’s BLOG

2021/08/16 変なものが見える 光るものが見える:光視症

 変なものが見える場合に飛蚊症の次に多いのは、光視症です。広い意味での光視症とは、光の刺激がないのに光が見えるように感じる症状です。原因は網膜(目のフイルム)から脳の間の神経に力や電気的な刺激が加わっておこります。最も多いのが加齢による光視症で、次に多いのが閃輝暗点で、非常に少ないのが網膜から脳の病気でおこるものです。

 加齢による光視症は以下の特徴があります。

1,光が流れ星のように数秒の間に流れて、消える

2,まばたきや、目を動かした時に出やすい

3,暗い所で出やすい

 加齢による光視症が起こるのは、網膜(目の奥のフイルム)の表面に膜状に張り付いていたコラーゲン(保湿成分)が網膜からはがれること(後部硝子体はくり、病気ではありません)が原因です。網膜の中心に近いところはコラーゲンの膜が網膜から完全にはがれますが、網膜の端の部分は元々癒着(引っ付く力)が強いため、コラーゲンの膜が網膜からはがれないままになっています。目を動かしたり、まばたきをしたりすると、コラーゲンの膜が目の中で動き、網膜を引っ張ります。引っ張られた網膜は光を感じたと錯覚してしまうのが、光視症です。光視症は飛蚊症と同じように多くは問題ありませんが、その引っ張っられた網膜に裂け目ができたり(網膜の穴)、その穴から網膜の裏に水が流れ込んで網膜がはがれたり(網膜はくり)すると手術が必要になります。 

 閃輝暗点と網膜はくりについては別のブログで詳しく説明します。

WEB順番受付はこちら
WEB順番受付はこちら