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2021/02/13 眼精疲労 眼精疲労とは?<その8>スマホ老眼って何?

 最近、「スマホ老眼」とよく聞くようになりました。眼精疲労の原因の一つになっていますので説明します。

 前提として目の調節力については,当ブログ「目がいい人と悪い人の違いは?[その2] 調節力と老眼」で説明しておりますので、ご覧ください。

 スマホ老眼と名前がついていますが、スマホでなくても、非常に長時間、かなりの至近距離でものを見続けることで同じような問題を起こすことがあります。

スマホ老眼には、実は全く異なる2つのパターンがあります。

 まず一つ目は、元々近視のある人がメガネなどを使わない場合です。近視の人は、メガネなどをかけない場合は、調節力を使わずに、手元にピントが合います。人それぞれ近視の度数によってピントが合う距離は違いますが、おおよそ中くらいの近視の人で30cmくらいが調節力を使わずにピントが合う距離になります。メガネなどをかけないで、至近距離を一日中見続けると、ほとんど調節力を使わずに過ごすことになります。この状態では確かに目自体は疲れにくいのですが、この状態が非常に長く続けば、調節力が衰えてしまい、いざメガネをかけて遠くにピントを合わせ、調節力を使って手元を見ようとしても、調節力が働かないためぼやけて見えるということになります。

 もう一つは、元々目がいい人(正視)か、近視でもメガネなどをかけて遠くが見える状態の場合です。その状態で長時間、至近距離でものを見続けて調節力を使いすぎた結果、調節力をゆるめることができない状態(ピントフリーズ)になってしまう場合があります。こうなると、ピントを遠くに合わせることができず、ぼやけてしまいます。

 目の調節力は、使いすぎても、使わなさすぎてもよくないということですね。

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