院長ブログ

DOCTOR’s BLOG

2020/11/03 目の基礎知識 視力は回復する?<その3>ピンホール効果

 メガネやコンタクトなどピント調節の器具?を使わずに、その場だけ視力を上げる方法に、ピンホール効果を使ったものがあります。

 ピンホール効果とは、難しいので原理はお伝えしませんが、瞳孔(瞳の開き)がある程度小さいほど、ピントが合いやすいということです。試しに遠くの景色を見ながら、手で小さな穴をつくってそこから景色を見るようにしてみてください。少し良く見えると思います。この働きが最も影響するのが、暗い所でものを見る時です。暗い所では光をたくさん取り込もうと瞳が開くので、この効果を得られず、さらにものが見えづらくなります。暗い所でものを見るのが良くないというのは、暗い所ではこの効果がないので、余計にピント調節をしなければならず、目に負担がかかるためだと言われています。老眼になって手元が見えにくくなった時明るくするといいのは、この効果と、明るさによるコントラスト(濃淡)が改善するためとも言われています。

 ただし、これは視力自体を改善するということではありませんので、ご注意ください。