当院の眼精疲労の治療ポイント
眼精疲労とは目を持続的に使ったことによる疲労や不快感、目の重圧感、頭痛、肩こり、気分不良、目のかすみを訴えることとされています。原因は様々で、以下のようなものがあります。

1、目の使い過ぎと視環境の問題
そもそも現代はこれまでの歴史上もっとも目を酷使する時代です。人間の体は進化の過程で、いまだ狩猟採集をしていた大昔の頃に適応したままの状態です。特に近い距離でものを見る時間が非常に長くなっていることが、目に負担をかけている大きな原因です。スマホは約20㎝という非常に近距離で、何時間も見続けることで非常に目に負担がかかります。パソコンはそれほど近距離ではありませんが、体に負担がかかる姿勢を長時間続けることや、効率化によって高い集中力を長時間維持しなければならないことで、大きな負担となっています。電子モニター自体も、光のちらつきや反射などが眼精疲労の原因になっていると考えられています。当院では詳細に問診をとり、状況に応じて、アドバイスをしております。
2、ドライアイ
眼科としてもっとも簡単で、効果のある対処はドライアイの治療です。ドライアイの治療も進歩しており、点眼薬は主に3種類の作用がことなるものが処方可能で、患者さんとの相性により処方しております。点眼薬以外にも様々な治療があり、重症度に応じて、患者さんに提案しております。
3、目のピントの問題
ドライアイの点眼薬に次に効果があるのが、目のピントの異常の調整、つまりメガネの処方です。老眼が出る40歳くらいまでは、問題にはなりませんが、それ以上の年齢になると、元々近視がなかったほとんどの目の良かった方に、眼精疲労の症状が出てきます。これは老眼により手元が見えづらくなっているのに、老眼鏡を使わず、無理に裸眼で見ようとしているためです。元々目がよかった方は老眼を受け入れることができず、戸惑うことが多いようです。パソコンについては、通常の遠近両用メガネでは見える範囲が狭く、眼精疲労の原因になっています。当院では、患者さんにとって最適なメガネ(遠く用、手元用、遠近両用、中近、近々など)を提案します。
4、目のその他の病気
これがある意味最も重要なことですが、眼精疲労の原因になる目の病気には、ドライアイの他に、緑内障(視野が欠ける)、黄斑の病気、眼瞼けいれん、白内障などがあります。当院では、患者さんのご希望で、それらの病気がないか検査します。
5、その他の原因
その他の原因には、特に目を酷使したわけではないのに、眼精疲労のような症状が出るものがあります。不眠、ストレス、更年期、交通事故のあと、全身の病気など様々なものがあり、適切な専門医療機関にご紹介します。
編著 下関市 まつもと眼科 眼科専門医 松本博善
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