
1,最新の検査機器による正確な診断
黄斑とは、ものを見るのに最も大事な網膜の中心部のことで、様々な病気を起こすことがあります。黄斑は一度病気を起こしてしまうと、元通りに戻すことができない場合が多く、はじめの診断が非常に重要です。最新の光干渉断層計により、正確な診断が可能です。

2,硝子体手術が可能
当院では、黄斑の病気で最も頻度が高い黄斑上膜に対する硝子体手術が日帰りで可能です。その他に手術が必要なものに黄斑円孔がありますが、この病気は手術後にうつぶせ安静が必要になりますので、入院できる総合病院に紹介しております。
3,抗VEGF注射が可能
黄斑浮腫に対して、抗VEGF注射(抗血管増殖因子の薬剤を目の中に注射)が可能です。黄斑浮腫の原因には様々な病気があり、網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症が多いです。
加齢黄斑変性については、重症で、厳重な管理が必要なためなるべく総合病院での治療おすすめし、ご希望の場合は紹介しております。
4,レーザー治療が可能
黄斑浮腫の治療については、現在では抗VEGF注射が主流ですが、状況によりレーザー治療をする場合もあります。この治療は病変をピンポイントにねらってレーザーを当てるもので、当院で対応可能です。
5,総合病院と連携
その他黄斑出血など特殊な手術が緊急で必要な場合は、タイミングをのがさずに専門施設に紹介します。
編著 下関市 まつもと眼科 眼科専門医 松本博善