院長ブログ

DOCTOR’s BLOG

2021/02/28 目の生活改善 疲れ目をへらすために,スマホを見る時間をへらすには?

 前回のパソコン編でお伝えしたように、眼精疲労には目自体への負担と姿勢が重要です。スマホについて、眼精疲労に関しては、正直良いところがないと言わざるをえません。

 スマホについては、至近距離で、手を空中に浮かせるか、首を曲げて画面を見るかになりますが、どちらも良くありません。タブレットはスマホほど至近距離で見ないので害は少ないのですが、重いので、手に持つのはおすすめできません。

 そこで今回はかなり個人的な見解になりますが、スマホをなるべく見ない方法で私が実践していることをお伝えします。出先では難しいと思いますが、自宅ではおすすめできる方法だと思います。

 まず、テレビの良さを見直しましょう。テレビは目との距離が十分とれて、目線の高さもいいので、動画サイトを見る時におすすめです。テレビに取り付けるFire TV stickなどや、最近のテレビは初めからインターネット機能が内蔵されていたりしますので簡単にできます。同じ動画を家族で見れば、コミュニケーションにも役立ちます。家族とは別に自分だけで好きなものを見たいという方は、タブレットスタンドを使うか、パソコンで見てください。ちなみに、ゲーム機のスイッチをお子さんが使用する場合は、必ずテレビにつないでさせるようにしてください。近視の進行を少しは食い止められる可能性があります。

 次に本や教育系のYouTube動画などは、画面を見るのではなく、聞くようにしましょう。Audibleやaudiobook.jpなどのアプリを使えば、本の内容を朗読したものを購入できるようになっていて、ベストセラーの多くは手に入ります。余談ですが、このアプリは本当におすすめで、車の運転中や歩行中(イヤホンで)でも聞けるので、隙間時間が有効に使えるようになり、読書量が激増したと言っても過言ではありません。さらに再生速度を2倍以上にすればさらに時短になります。

 さらにスマホのアプリの中にはブラウザ版としてパソコンで使えるものもあるので(元々逆かもしれませんが)、入力作業が多いものや、長時間の検索作業は、パソコン上で作業をするのがおすすめです。

 このようにスマホをなるべく使わない環境を整えることをおすすめします。

   編著 下関市 まつもと眼科 眼科専門医 松本博善

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