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2021/01/11 眼精疲労 生活環境で目が疲れる?

 眼精疲労(疲れ目、目の奥の痛み、頭痛、首のこり、肩こり)の原因のうち環境に影響するものは、他には光刺激、化学的刺激、生活でのストレスなどがあります。

 光刺激については、実ははっきりしたことはよくわかっていませんが、VDT(visual display terminal)

つまりパソコン、スマホなどの光のちらつき(グレア)、周囲と手元の明るさの差、画面へのライトの映り込みなどが眼精疲労に関係があるとされています。ブルーライトについては、現在確実だと言われているのは、夜見ると睡眠障害を起こすということです。

 化学的刺激については、まれですが、シックビル症候群があります。換気の悪いビルの中にいる人がかかる不定愁訴の症候群で、建材による化学的刺激(ホルムアルデヒド、有機溶剤など)が誘因となるとのことです。これは、目にしみるなどの直接的な影響よりも、もっと高次の視覚の脳機能障害(見え方の違和感?)をきたすことが多いと言われています。

 その他、家庭、通勤、職場における様々なストレスも眼精疲労を引き起こす原因と言われています。

   編著 下関市 まつもと眼科 眼科専門医 松本博善

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