院長ブログ

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2020/02/03 緑内障 眼圧を測らないといけない?

 患者さんの眼圧を測る場合に、目に空気を当てて測る器械を主に使っていますが、これが苦手な人が多いようで、嫌がられています。

 眼圧とは、眼球の形を保つための眼球内部の圧力のことです。眼球から外に出ていく水と、眼球に外から入っていく水のバランスで眼圧は調節されています。正常値は10~20mmHg と言われていますが、かなり上がらないと目が痛い、かすむ、吐気がするなどの症状は出ませんし、眼圧が高い状態が続くと緑内障になります。ですから、多くの方で受診の際はなるべく眼圧を測らせてもらっています。特にステロイド点眼(アレルギーや炎症を抑えるために使う)は、眼圧が上がる副作用があるので要注意です。緑内障の方は、この眼圧の値がとても大事です。

 眼圧を測る器械にもいくつか種類がありますが、最近、空気を当てずに簡単に測れる器械ができましたので、ご希望の方は検査スタッフにお伝えください。是非みなさん嫌がらずに眼圧測定を受けてください。

    編著 下関市 まつもと眼科 眼科専門医 松本博善

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